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SLA

2024年度前期メンバー 全41名

(数学8名、物理7名、化学5名、ライティング5名、英語11名、日本語5名)

数学

渡辺 孝佳(理・D3) 渡辺 楓(理・D1) 吉野 舜太郎(情報・D1)
大橋 春希(工・M2) 越川 崇貴(工・M1) 木村 陽来(工・M1)
鄒 暁城(理・B4) 西淵 裕太(理・B4)  

物理

鈴木 善久(理・D2) 安田 陸人(理・D2) 菅野 翼(工・M2)
千葉 公哉(理・M1) 雨宮 功来(理・M1) 岡田 灯馬(理・B3)
他1名    

化学

中島 優斗(理・D2) 菊池 渉(農・M2) 宇那木 優斗(工・M1)
川音 遼真(理・M1) 松本 康汰(理・M1)  

ライティング

服部 祥英(工・D3) 野々瀬 真理(文・D3) 森谷 菜々絵(教・D2)
坂本 瑞生(文・D2) 手塚 美希(文・D1)  

英語

Zhang Xinyu(国・D2) 近森 藍璃(文・D2) 槙島 千仁(文・D2)
丁 嘉慧(文・M2) 原 幸日(工・M1) 佐野 嵩(工・M1)
Kaloyan Emilov Bogdanov(教・B4) 根本 浩希(文・B4) 山内 辰馬(工・B4)
尾山 大智(農・B4) 石黒 純(工・B3)  

日本語

小森谷 仁子(文・D1) 鈴木 翔平(文・D1) 大津 杏優(工・M1)
佐藤 萌香(文・B3) 石井 佑(工・B3)  

SLAからのメッセージ

「数学の世界」を仲間と広げよう

大橋 春希(数学SLA)
工学研究科修士2年

大学からの数学は,定義が抽象的になり,言葉遣いもなんだか馴染みづらく高校までの数学とずいぶん様子が違って見えてしまうこともあると思います.でも,有効な対処はこれまでと同じで,具体的な問題設定を通して数学的概念とふれあい,丁寧にその輪郭を自分の中で追いかけていくことが大切です.その過程で,これまでなんとなくもっていた数学的直感を裏切ってくるような例もたくさん出てくると思います.このような例を地道に拾い集め,自分の中の数学的直感を都度修正していくと,自分の中にある数学の世界がこれまでよりぐんと広がっていることに気づきます.
上記の修行のような取り組みを一人でやらなくてもよいのが大学の楽しいところです.味気なく呪文のように見えていた定義や定理に対する印象が,同じような志をもって同じ大学に集まった仲間と同じ問題について議論していくなかでがらりと変化し,一瞬にして色づき生き生きとし始める瞬間があります.そのような感動を前に同級生も先輩も後輩も関係ありません.いろいろな学年・専門分野のSLAがM棟で待っています.わからない問題や教科書,参考書,講義ノートを持参して気軽に遊びに来てください.

 

分からないことが分かる

宇那木 優斗(化学SLA)
工学研究科修士1年

高校生の頃はみんな大体同じ教科書を使い、大体同じ内容を学習していたと思います。大学に入って、少し専門性が高くなると教科書によって書いている内容がかなり異なります。私は、大学1年生の頃化学Aを学習した後、もっと学びたいと思い図書館で量子化学の本を読んでいました。しかし、当時の自分では一人で読むにはなかなか骨が折れる教科書を読んでおり、そうそうに挫折した経験があります。そこで、まずは難しい数式からではなく、薄い専門書を読み、全体像を掴んでから少し詳しく書いてある教科書を読むようにしました。そうすると、自分が何を理解していないかが明確になり、今までモヤモヤしていた部分がだんだんと理解できるようになりました。
教科書を読んでいると理解できない箇所に必ず当たります。大切なのは、自分がどこで悩んでいるのかを理解することです。分からない部分が分かれば、それについてもう少し詳細に書いてある教科書を読むなど対策がたてられます。自分の学習の悩みを整理したい、一人で悩んでも分からないなどがあれば、その時はぜひSLAに立ち寄ってみてください。

 

レポートは研究への第一歩

野々瀬 真理(ライティングSLA)
文学研究科博士3年

私が東北大学の文学部に入学した当時、まだSLAは設置されておらず、同じ講義を履修している学生と相談しながら課題に取り組む日々を過ごしていました。学部生の私はレポートの完成度にあまり興味がなかったので、提出したレポートのなかには、二度と目を通したくない代物も含まれていたと思います。恥ずべき過去ですが、それ以上に「もったいないことをした」と感じています。
私は現在、文学研究科の博士課程後期の学生として在籍しています。研究計画を作成するにあたり、明確な「問い」と仮の「答え」を設定することを心掛けています。先行研究を読んで思いついた未解決の疑問を「問い」として定め、疑問を解決する方法を模索し、その手順を踏んで得られる「答え」を予想します。この過程が分かりやすく書かれているほど、説得力のある研究内容を提示することができます。学部で取り組むレポートは、これを練習するのに最適な課題であることが多いです。
レポートも研究計画も読み手ありきのものなので、完成度を上げるには他者に批評してもらうことが大切です。執筆中に悩みが出た時は、迷わず友人やSLAに相談してみてください。きっと有意義な時間が過ごせると思います。

 

大学生活にテーマを持たせよう

根本 浩希(英会話SLA)
文学部4年

私たちのキャンパスは、新しい人や知識との出会いをもたらすような、数多のチャンスで溢れています。ただ、大学生活で自由に使える時間には限りがあるため、時には選択を迫られることもあるかと思います。そんな時には、自分の大学生活にテーマを持たせ、それを判断基準とすることをオススメします。私の場合は「国際交流」と「ジェンダー」という2つを掲げ、何をやるべきか迷った際には選択の手がかりとしていました。そのおかげで、交換留学やジェンダー関連の学生団体での活動、留学生への支援ボランティアなど、一貫性を持った大学生活を過ごすことができています。こうした取り組みはやがて、将来に役立つ、自分だけの個性的な「武器」を磨き上げることに繋がると信じています。
大学時代とは、気の向くままに自分の関心を掘り下げることができる貴重な時間だと耳にしたことがあります。皆さんの心の中にある「面白そう」や「やってみたい」という興味の種を大切にして、新たな世界に飛び込んでみてください!そんなあなたの背中を優しく押すために、私たちSLAをはじめとする先輩学生がいつでも側に居ます!

 

人との出会いを大切にしよう

小森谷 仁子(日本語会話SLA)
教育学研究科博士1年

大学では学びたいことややりたいことを自分で選んで決めていきます。高校生活より自由になる分、私はその選択肢の多さに戸惑いました。自分が何に興味を持っていて、将来どうなりたいか、具体的なビジョンを持っていなかったからです。大学では自分の専攻に関わらず様々な授業を受けました。アルバイトもやってみました。サークルに打ち込みすぎて学業が疎かになったこともあります。学部在学中の4年間をめいっぱい使って、遠回りしながらやっと自分のやりたいことを見つけることができました。それは経験の蓄積だけでできたことではありません。いろいろな人と出会い、対話を重ねたことで自分自身について知ることができるようになりました。
SLAは皆さんの身近な先輩です。困った時、分からないことがあった時、そもそも何が分からないのか分からない時、SLAは一緒に考えることができます。いつでも先輩たちを頼ってください。こんな先輩たちがいることを必要な時に思い出せるように、頭の片隅にでも置いていただけたら嬉しいです。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

センタースタッフ

センター員

澤田 亮(高度教養教育・学生支援機構 助教、教育情報学)

お話をすることで、新たな気づきがきっと得られると思います。一緒に楽しく学びましょう!

 

エレナ・ファッブレッティ(高度教養教育・学生支援機構 助教、 日本文学・美術 )

勉強を難しいと感じていませんか?誰かと一緒にやれば、そんなことはありません!
是非気軽に私たちのところへお越しください!

 

西塚孝平(高度教養教育・学生支援機構 特任助教、教育学・教育アセスメント論)

学びを「しなくちゃいけない」から「もっとしたい」へ。SLAと一緒に、学びに楽しく浸る経験をしてみませんか?ぜひお気軽にお越しください!

 

佐々木雅子(教育・学生支援部 教務課 事務職員)

SLAってなに?それを知るためにM棟へ来てね!

副センター長

佐藤智子(高度教養教育・学生支援機構 准教授、生涯学習・社会教育)

ひとりの学習で終わらせず、学ぶ楽しさをみんなと共有してみましょう!

センター長

芳賀 満(高度教養教育・学生支援機構 教授、ユーラシア大陸考古学)

人類が繁栄しているのは「弱肉強食」に勝ったからではありません。互いにの個を尊重しつつ協力して「ともそだち」してきた戦略のおかげです。で、とりあえず、センターにいらしてください!