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2018年5月18日

第4回『レポート指南書』入門ゼミを開催しました

大学生に必要なレポートや論文を書く力をワーク形式で身につける、『レポート指南書』入門ゼミ。
今年度はよりパワーアップしてお届けしております。

第4回「誰でもできる! わかりやすい文章 ―パラグラフライティングの書き方―」
5月14日の週に計4回開催されました。
全員がこの『指南書』ゼミシリーズの常連さんである回も! ありがとうございます✨

これまではレポートの大枠の話でしたが、今回からはいよいよ具体的に文章を書く段階に入ってきましたね。
今回は、

①なぜパラグラフライティングをするのか(Why)
②パラグラフライティングとは何なのか(What)
③いかにしてパラグラフライティングを行うか(How)

の三本柱でお届けしました。

①なぜパラグラフライティングをするのか
……レポートでは論理的分かりやすい文章を書くことが大切だから。

②パラグラフライティングとは何なのか
……パラグラフとは、文章の意味のまとまりのこと。
「意味の」というところが重要です。
パラグラフと似た概念に「段落」がありますが、 段落はパッと見ただけでも分かる文章のまとまりや、
長いから切った、という文章の区切り。
一方パラグラフは、読んでみないと分からない、意味のまとまりです。
ですので、こうした決まった構造を持った文章の書き方を、パラグラフライティングといいます。

③いかにしてパラグラフライティングを行うか
……1パラグラフには1トピック。そのまとまりごとに、
話題や要旨を提示する中心文
それを具体的に説明する支持文
支持文を受けて中心文を言い換えるまとめ文
の構成を意識して書きましょう。

ワークでは、実際にパラグラフライティングをしてもらいました。
例えば「おススメの休日の過ごし方」について書いてもらった回は、
グループで見せ合ってパラグラフライティングができているか確認してもらいましたが、
ゼミ終了後も残って私たちと議論しているグループもありましたね。

パラグラフライティングの頭の使い方をすれば、分かりやすい話をすることができるようになります。
レポートに限らず、プレゼンやミーティングにも役立ちますよ。

また、今回はパラグラフライティングに加えて、レポートに相応しい文章表現にするための
Tips (「である」調・主述の一致・一文一義・副詞や読点の位置の配慮)
もおまけでお伝えしました。

次回の『指南書』ゼミは引用の仕方についてです。
ご参加をお待ちしています♪

(SLAライティング担当)

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