2016年8月5日
第7回アカスキセミナー「レポートピアレビュー体験!」
仙台でもようやく夏らしい日々が始まりましたが、皆さんいかがお過ごしですか。
レポートに試験と、追い込みが続く日々ですが、
休養と水分補給を忘れずに忙しい時期を乗り越えましょう!!
さて、遅くなりましたが6月21日に開催した第7回アカスキ・セミナーのようすを報告します。
ピア・レビューとは?
今回のテーマ、「ピア・レビュー」(peer review)は
初めて聞く言葉かもしれません。
ピア・レビューとは同じ分野の研究者が、
互いに論文を批評することです。
とくに、学術雑誌に投稿された論文は、
多くがピア・レビューを経て掲載するか否か決まります。
この場合には、「査読」とも訳されます。
第7回アカスキ・セミナーでは、
参加者とSLAが互いにミニ・レポートを書いて評価しあう
体験版「ピア・レビュー」を行いました。
ピア・レビューを体験することのメリットは次のようなものがあります。
・ レポートを書く際のチェックポイントを知ることができる
・ レポートを見る側の視点に立ち、よいレポート(文章)とはどんなものかを体得できる
・ 自分の文章に基づいた改善点を知ることができる
自分で書くだけでは、なんとなくしか分からない
コツやまちがいを、他人の視点から見直すのが
学生がピア・レビューを行うメリットです。
今回は、まずレポートの書き方について、SLAからプレゼンをし…
「住むなら、田舎?都会?」をテーマに、それぞれ文章を書きました。
その後、お互いのミニ・レポートを交換しました。
今回はレポートを書く時間を30分に制限したため、
十分に書ききれなかった参加者もいたようです。
セミナー後のミーティングでは、今後の課題として、
時間配分や時間内に書けるテーマが議論になりました。
また、今回は学生は学生どうし、SLAはSLAどうしでレポートを読み合いました。
活発な議論ができた半面、評価点や論点がうまくかみ合わない面もあり、
今後のセミナーではSLAと学生どうし、あるいは3人以上で読み合うなど、
変化をつける必要があるのではないか、という話になりました
今学期のアカスキ・セミナー全9回はすでに終了していますが、
次に機会があれば、より完成度の高い企画をお届けしたいと思います。
(文責:ライティング部会・福長悠)