2016年7月4日
自主ゼミイベント【自主ゼミって何だろう?】を開催しました!
SLAでは6月15日に自主ゼミ支援企画「自主ゼミって何だろう?」を開催しました。
今回のイベントでは、自主ゼミとはどんなものかを知ってもらうため、
自主ゼミ経験のある2組が、それぞれ経験してきた自主ゼミについて発表しました。
今回発表してくれたのは、教育学研究ゼミの藤井さん・大沼さん(教育学部2年)と、
SLA物理部会の石川くん(理学部4年)です。
以下、当日の様子をご紹介します。
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「自主ゼミはじめました」 教育学研究ゼミ ※概要要約 by SLA
自主ゼミを始めたきっかけ
専門の授業で行った読書会を自分たちで続けて、より深めるために始めました。
自主ゼミとして続けることで、他の人の考えを聞いたり自分の意見を発信でき、
非常に勉強になると思いました。
活動の様子
主な活動は読書会です。
論文や本を題材にして、各々の感想や疑問・発議を共有して議論を行います。
これによって多面的な考え方を知ったり、
自分の意見や考え方を深めることができます。
題材は分野ごとに専門の先生に本を紹介してもらっています。
先生を交えて読書会を行うことや、題材としてDVDを用いることもあります。
また、外部セミナーへの参加も行っています。
この前は、情報科学研究科で開かれた
情報リテラシー教育に関するセミナーに参加しました。
自主ゼミの面白さ
自主ゼミによって主体的な学びが出来たとともに、多様な視点を実感できました。
自主ゼミは「広場」だと思います。
言いたいことを言って、意見をぶつけ合う。それが学びになるのです。
「自主ゼミの続け方」 SLA物理部会石川
自主ゼミにも色々な「型」がある
一口に「自主ゼミ」と言っても、実は色々なタイプがあります。
1冊の本を持ち回りで担当者が解説をする「セミナー型」が理系では一般的ですが、
一つの問題について議論をする「議論型」もあります。教育学研究ゼミさんはこの型でしょうか。
他にも、プログラミングの勉強をする「スキル習得型」ゼミも行いました。
それぞれの目的に合ったゼミの方法を模索してみるのも面白いと思います。
自主ゼミを行うことの利点
私は初め「難しい本を読むための方法」として自主ゼミを始めました。
しかし自主ゼミの利点はそれだけではありませんでした。
色々な考え方を知ることができたり、勉強のペースを一定に保つことができます。
そして何より、新しい自主ゼミを企画しやすくなるという利点もありました。
そのようにして私は様々なテーマの自主ゼミを行うことができました。
自主ゼミの続け方
自主ゼミを続けるコツは「真面目に、でも気楽にやる」ことです。
あくまで自主的に行っているものですから、一切の義務はありません。
テスト前など忙しい時は休みにするなり、順番を代わってもらうなどして
負担になりすぎない工夫をすると続けやすいです。
また本を1冊読み切る必要もありません。
「つまみ食い」をしてもいいですし、途中でやめてもいいのです。
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教育学研究ゼミさんも、SLA石川くんも「自主ゼミは、声をかけたら案外やりたい人は沢山いる」
と言っていたことがとても印象的でした。
集まった学生さんからは「いろいろな自主ゼミがあることがわかった」や
「やってみたかったから、周りに声をかけてみようと思った」などの感想をいただくことができました。
一番最初の「立ち上げ」の部分にハードルが高く、尻込みしがちな自主ゼミですが、
これが良いきっかけになると良いなと思います。
(自主ゼミWG 石川・相澤)