2017年2月8日
奏でる楽問 1日目の模様です!
こんにちは、テストも終わり、楽しい春休みを満喫してますか?
先日、企画SLAのイベント「Academian Talk 奏でる”楽”問」が開催されました。
今回の記事では、先日のイベントの模様をお伝えします!
このイベントでは、まず前半は「音楽」という切り口から6人の先輩学生がそれぞれ学んでいる学問について紹介。
その話を受けて、アクティブラーニングを用いたグループワークを行います。
お店のBGMから、太鼓の音とカタチの関係まで…!?
1日目最初のプレゼンターは、経済学部経営学科4年の笹川一平さん!
彼は吹奏楽部に所属しており、トランペットを10年以上やっている大の音楽好きです。
プレゼンの内容は「BGMと消費行動の関係」でした。
スーパーマーケットやレストランなどで流れているBGM、ふだんは気にしないけれど、
そこには驚きの販売戦略があるのです!
二人目のプレゼンターは、文学研究科修士1年の渡辺大貴さん!
渡辺さんは、1年生のときにジャズ研に所属してトランペットに挑戦して、2か月で挫折してしまったそうです(-_-)zzz
そんな彼のプレゼンは「宗教における言葉と音楽」 。
宗教では、言葉ありきなのか、音楽ありきなのか。
「きよしこの夜」や「コーラン」を題材に、言葉の意味よりもリズムや節回しが重視されている
宗教音楽についてお話いただきました。
最後のプレゼンターは、理学研究科修士2年の中島啓貴さん!
中島さんは、星稜アンサンブルでチェロを弾いていて、しかもチェロは自持ち(!)だそうです。
プレゼンは「音を聞いて太鼓の形を当てる」という内容でした。
太鼓を叩いて出る音を解析して、音から太鼓のカタチをぴたりと当てることはできるのか…!?
なんと東北大の教授もこの問題の証明に関わっていました!
プレゼンターと参加者、激論!?
後半のグループワークでは、参加者の興味に沿って3つのグループ(経営学・宗教学・数学)に分かれてもらい、
感想共有や質問、プレゼンについてのディスカッションを行いました!
参加者のみなさん、とてもイキイキしていました!
宗教ブース
宗教学ブースでは、前半パートの宗教と音楽に関して、感想や疑問点などを共有。
さらにそこから発展して、隠れキリシタンの話から占いやお守りと宗教はどう違うのか等までをテーマにディスカッションを行いました。
経営学ブース
経営学ブースには、4名の学生さんが集まりました!みんなで話し合うなかで、「BGMはスーパーでは効果はあるみたいだけど、ホームセンターやレストランではどうなんだろう」「売り上げを高めるためにアドバイスするような仕事って何があるんだろう」など、いろいろな質問が出ました。「レストラン」ではアップテンポなBGMを流したほうが消費者の滞在時間が短くなるという研究の話や、「仕事」としてはコンサルティングという仕事があることを紹介し、経営学やマーケティングについてより理解が深まっていたようです。
数学ブース
「数学と他の分野が関係していることが新鮮だった」と評判の中島さん(数学)。ブースでは、「そもそも太鼓はなぜ丸い?」という1年生のソボクな疑問に、思わず皆と一緒に考え込むことも。ホワイトボードに図形を描きつつ、活発な議論が交わされました。
あー、行きたかったなあ…と思っているみなさんに朗報です!
奏でる楽問は、まだ終わっていません!
2月13日(月)13:00~15:00 SLAラウンジ にて、
奏でる楽問第2弾「物理学・心理学・手話」編が開催されます。
(来週のプレゼン内容についても紹介記事を書く予定なので、チェックしてみてください!)
国際交流、就活、サークル…いろいろなイベントのあふれる東北大の中で、
教養としての学問を学べるイベントは他にはありません!
春休みになり、知的体験に飢えている皆さん、
ぜひお越しください!
(SLA 企画担当)